青葉アルコールは京都大学の武居三吉博士が1930年(昭和5年)お茶の香気成分から発見しました。

青葉アルコールというのはニックネームで(今はこの名前の方が良く知られていますが)二重結合を持つ不飽和脂肪酸で、みどりの香りの中心をなす香りです。

みどりの香りは八個の香りからできていまして、それぞれが単香の物が集まり、複合の香りとなっています。

みどりの香りの研究では八個のうち五個を畑中顕和(はたなか・あきかず)博士が発見しました。

青葉アルコールの匂いは青臭い匂いというんでしょうか、ほとんどの葉に含まれる匂いで植物の葉をすりつぶした時にでる香りです。植物にはいろんな葉があり様々な形や色をしています。それが四季折々に変化をし、それに応じてその香りも変化します。葉に含まれる青葉アルコールの量も変化するのです。

私たちは木や花の匂いを嗅ぐと何かホッとして安らぐ物を感じます。

新緑の若葉、夏の光合成の盛んな頃の匂い、秋の紅葉など、私たちは木や森、花ばなが癒してくれることを知っています。

これについては日本語では森林浴と称されています。
森の中を歩いたり、草花の匂いを嗅ぐことで人間が癒されるのです。

最近の文部科学省の慢性疲労の研究から、花や木に含まれる青葉アルコールや青葉アルデヒドを含む緑の香りが人の心を癒し、脳の疲れを取ることが明らかになってきました。

また脳のどの部分で疲労を感じるかも突き止められ、疲労する部分に対しては警告も出していることもわかってきました。それは眼窩前頭野 (がんかぜんとうや)という分野が脳で活動が低下した部分があると、疲れの見張り番となり、この部分の活動が活発になることがわかってきました。警報を出して活発になることで疲れを感じさせ、休まなくてはと思わせるのです。

ところが、
緑の香りを嗅ぐと、脳の集中力を司る部分が活性化し、脳の疲れが取れることが最近の研究でわかってきたのです。

もともと、香りは一人ひとりの気分的、感覚的なもので、普遍的なものではなく、日本では実際の医療効果についてはキチンと評価されてはいませんでした。

そんな「香り」が見直され科学的な裏づけがなされるようになったのは精神的な疲労が問題になってきたからです。

京都工芸繊維大・中島敏博博士の実験により精神的疲労の改善効果が「香り」にあることが脳波を測定することにより確認されました。しかしながら匂いという物はそれ程長く続くものではありません。匂いの感覚がせいぜい1分の物でさえあります。

そのため今まではその効果が疑われていましたが感じるか感じない程度の低濃度の青葉アルコールや青葉アルデヒドの「香り」でさえ効果があることが証明されたのです。

脳の疲れを取る青葉アルコール

脳の中をMRIで見ると、疲れてきたときに「眼窩前頭野(がんかぜんとうや)」という部分が活動を始めることがわかっています。

場所は顔を前から見ると鼻の上で目の奥です。左右二カ所あります。
では、眼窩前頭野の仕事とは一体なんでしょうか?

実は、眼窩前頭野は、だんだん疲れてきて、脳に負担がかかっているときに、一時的に休憩命令を出して活動を低下させることで、これ以上負担がかからないように脳を守ってくれている働きをしているのです。

(だいたい、疲れてくると何で脳に負担がかかってくるの!?なんか疲れさせる物質が出てくるの??)

つまり、眼窩前頭野は、脳のオーバーヒートを防ぐ安全装置なのです。

それでも仕事などで疲れている時にさらに無理をしないといけない場合、

働こうとすると、「前頭前野」という部分

(どこ?それどこ?)

が脳が再び活動できるように強引に(どこに?)覚醒の指令を出して活動し、眼窩前頭野の働きを止めてしまいます。

すると眼窩前頭野はもう脳細胞を休める指令を送らなくなり、多少の疲れでは休憩命令を出さないようになり、安全装置としての働きが衰えます。そうしますと酷使された脳細胞は疲労の限界を超えて能率が低下してきます。

疲れた脳を癒すのにはいろんな方法があります。

例えば、アロマテラピー マッサージ・体操 酒 コーヒー 笑い 入浴

パチンコ等、

緑の香りを鼻から嗅ぐことによりいままで知られていた上記の方法より脳細胞が活性化することが科学的にわかってきました。

つまり緑の香りの成分は、脳細胞の能力を高める働きがある。青葉アルコールのようなアロマに頼らず他の方法で疲れとストレスを取ることを考えてみましょう。まず貴方に友達いる場合、
友人とお笑いに行き、その後、お酒を飲みます。結構ストレスは発散され、疲れは取れるでしょう。

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